スペインテニス留学
Win Sports Vision (WSV) - スポーツを通じたグローバル人材育成
WSVではスペインのテニスアカデミーを中心に日本を含むアジアでの正規代理店契約を結んでおります。
ラファ・ナダル選手が故郷のマジョルカ島マナコールに設立した大型アカデミー。22年全仏オープン決勝は、そのナダル選手と同じくアカデミーに所属するキャスパー・ルード選手との戦いとなりました。現役トッププロを抱えるアカデミーだからこそ出来る最新のテニスが常にアカデミー・コーチ陣に共有されています。場所柄、国際色豊かなアカデミーです。年間プログラム受講選手には、School + Tennisプログラムを提供しており、アメリカン・インターナショナル・スクールに通いながらテニスとの両立が図れます。
② エミリオ・サンチェス・アカデミー (バルセロナ)
アンディー・マレー選手がジュニア時代に活動拠点としたバルセロナにある大型アカデミー。日本で言われるスペイン・ドリルはこのエミリオ・サンチェス・アカデミーのトレーニングを指しているとも言われています。コーチ陣の指導力には定評があり、日本から短期留学をする選手の親御様からも高い評価を頂いております。バルセロナは国内大会が充実していることから、ローカル大会で経験を積むチャンスも多いでしょう。年間プログラム受講選手には、School + Tennisプログラムを提供しており、アメリカン・インターナショナル・スクールに通いながらテニスとの両立が図れます。
③ JCフェレーロ・アカデミー(アリカンテ)
アラカラス選手の活躍で脚光を一気に浴び始めたアカデミーです。アリカンテは年間を通じて雨が殆ど降らない好立地であることからスペイン国内から強い選手が集まりやすいとも言われています。中規模なアカデミーであるため年間プログラム受講者を絞っており、量よりも質を追求しています。
上記アカデミー以外にも、バルセロナのBardou Tennis Competition (元ブルゲラ・テニス・アカデミー)、マラガのSOTOTENNIS アカデミー などのご紹介も可能です。お問い合わせは、info.wsv@winsoports.vision、までお願い致します。
また日本国内で弊社とパートナーシップを結んでおりますテニスコーチ通信の無料会員登録にご登録頂けますと無料でのカウンセリングサービスを提供させて頂いております。詳しくは下記のテニスコーチ通信HPをご確認下さい。
TENNIS COACH 通信|海外テニスアカデミー留学 (tennisconnectworld.com)
<エミリオ・サンチェス・アカデミー>
<ラファナダルアカデミー>
<JCフェレーロアカデミー>
海外テニス・コーチ紹介 - 南米出身ダビッド・ソウト氏
“A crushed Dream ~ 砕かれた夢”
2019年からブルゲラ・テニス・アカデミー香港校で活躍しているダビッド・ソウト・コーチのビデオです(※当校は香港内での場所移転に伴い現在は休校中)。ジュニア時代はあのオレンジボールでバーナード・トミック選手と2度も決勝でタイトルを争い、14歳でプロデビュー。その後は心臓の問題や左肘 (レフティー) の怪我との闘いで紆余曲折も14年には全仏オープン予選でグランドスラム初出場。ベネゼエラ出身選手としては17年振りとなるグランドスラム出場を果たしました。
怪我により24歳の若さで引退を決意。引退後は母国ベネゼエラでテニス普及に努めつつ、育成にも携わり、プロを目指すジュニア選手、保護者に自身の経験から成長を急がないことの大切さを説いてきました。ビデオ内で語られる、“Winning is not the best thing in the carrer ~ キャリアにおいて勝利が全てではない”、は印象的です。
ブルゲラ・テニス・アカデミー香港校では2020年に全豪オープンジュニア女子で本戦出場を果たした韓国出身のYeon Woo Ku選手、日本の今村咲選手が所属するプロチームのヘッドコーチとして活躍をしていました。また昨年末には彼の指導のもと14歳以下男子ジュニアが香港ナショナル大会の14歳以下CRCオープンで優勝を果たしています。テニス選手として注いだ情熱を、今度はコーチとしてパッションを持って指導をしています。
ビデオの最後にあるダビッド・ソウト・コーチの「テニス選手は常に謙虚でいなさい、謙虚でなければあなたが改善すべきことが何なのか分かりません、謙虚でいることが大切です。」を正に生徒に教えています。
またビデオでは選手、スポンサー関係のシビアな世界が生々しく語られています。
<略歴>
12歳以下南米ナンバー1、世界ナンバー2として世界から注目を集める。04年オレンジボール12歳以下、06年オレンジボール14歳以下では決勝でバーナード・トミック選手と対戦。04年オレンジボール後にスポンサーとの大型契約を獲得。14歳でプロ大会に出場。ATPポイントを持つ最も若い選手となった。しかし、突然の悲劇が襲う。心臓に問題がある事が発覚し、医者から早急に手術しなければ死ぬとの勧告を受ける。心臓手術によりテニスが出来ないなら死んだ方がまし、と両親に伝え、他の手段を模索し手術を回避。15歳で復帰し、ジュニアでは世界トップ10入りを果たし (最終的にはトップ5入り)、スポンサー契約を再獲得。一方で、プレッシャーと常に向き合わなければいけない状況から好きであったテニスが仕事に変わっていく複雑な感覚を感じ始めた。17歳にATPランキングで350位入りを達成。しかし、ここから左肘の怪我との闘いが始まる。原因は過度な練習とプレッシャーからくるものであった。復帰後は順調にランキングを上げATPランキングは208位まで上昇、14年全仏オープンでグランドスラム初出場。然しながら階段を駆け上がり始めた矢先にまたもや左肘の怪我により1年間の離脱。このタイミングでスポンサー離れが始まった。14年は大型契約の最終年で、怪我による離脱によりポイントを無くし、契約も無くした。復帰後のDavis Cupではベネゼエラ代表として活躍。スポンサー再獲得のための大きなチャンスであったが、またまたドクターストップがかかりプロ選手活動を一旦止めることを決意。そのまま引退。
引退後はベネゼエラでテニス普及に努め、テニスは裕福な家庭にしか出来ないというベネゼエラ人のメンタリティーを変えるためクリニックも開催した。19年から活躍の場を香港に移しブルゲラ・アカデミー香港校にてプロチームでパフォーマンス・ヘッド・コーチを務める。
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まさかのテニスコート閉鎖
2ヶ月以上も域内感染がゼロで推移していた香港ですが、予想外の急展開となってしまいました。
今週、感染経路が不明でオミクロン株に感染していた方が見つかり、本日夕方に急遽行政長官による会見が開かれました。
今週金曜日から少なくとも2週間、飲食店での18時以降の店内飲食の禁止やスポーツジムの閉鎖などなどが決定となりました。当初はインドアスポーツのみの中止と思っていたものの、アウトドアであるテニスコートもまさかの閉鎖となります。。。また米国、豪州、英国からのフライトもキャンセルに。
今年の旧正月は2月上旬のため、昨年と同様の措置が取られるのであれば、旧正月が終わるまでの約1ヶ月間、この規制強化が続く可能性もあります。
20-21年旧正月にかけてテニスコートは4回に渡り約5ヶ月間、閉鎖となりました。今回、仮に1ヶ月閉鎖となれば、過去24ヶ月の内、1/4の期間、選手は成長機会を失うこととなります。
ゼロケース戦略のキツイところです。
そんな中、本日、3回目のワクチン接種を終えました。今のところ体調に変化はなく、明日の夜はコート閉鎖前のラストテニスを予定しています。
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子供、コーチ、親
野球では右利きの選手でも足の速さを理由に作られた左バッターとなるケースが多くあると思います。
テニスではどうなのでしょう?
長男は元来右利きでしたが、左利きであるとの思い込みから字を書くのも、箸を持つのも左になりました。
またテニスもその流れからレフティーです。
ただ、ボールを投げたり(最近は左に矯正しました)、ボールを蹴ったりするのは右です。サッカーの利き足は右足です。
また次男も元来右利きです。
長男の時の反省から字を書いたり、箸を持つのはそのまま右にしました。
サッカーの利き足も右足です。
ただ、テニスは優位性を考えて意図的にレフティーとして始めました。
レフティーとしてテニスをする二人を見て感じるのは、
習い始めから利き腕でない方を使用すれば、ストローク、ボレーは普通にこなせること。
一方、時間がかかるのはサーブです。
理由はモーションよりもナチュラルに力が入らないから。
ただ、時間の経過とともに大きな問題にはならないのかもしれません。
ナダルがその証拠でしょうか。。。
それでは両サイド共にフォアハンドはどうでしょうか?
子供の忍耐力、コーチの理解次第かもしれません。
今年に入り(まだ1月3日かですが。。。)、次男8歳は利き腕である右手でのフォアにチャレンジをし始めました。
打てなくはないものの、利き腕のはずの右腕の力が左腕よりも弱く、長続きはしません。
また左サイドでのフォアへのラケットのスムーズな持ち替えにも時間がかかりそうです。
ただ、本人は楽しんでます。
英国人コーチのマインドも非常に柔軟です。
トライをすることに、全くネガティブな反応はなく、前向きです。
次男が飽きないよう、また通常トレーニングが厳かにならないよう、時間を工夫しています。
右手でのフォアが結果的にダメでも、ダブル・バックハンドに活かせるとの考えもあるのかもしれません。
子供、コーチ、親が同じ方向を向いている試みを暫くは楽しみたいと思います。
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スペイン
香港には自宅TVと言われるケーブル・ボックスがあり月額料金を払えば日本のテレビが日本にいる環境と全く同く視聴できます(違うのは時差の1時間だけ)。
ただ最近はYouTubeの方がテニス、サッカー関連のプログラムが充実しているではないでしょうか。
テニスではスター・テニス・アカデミーやイナチン先生、西岡選手のYoshi'sチャンネルは非常に参考になり毎回更新を楽しみにしています。
サッカーでは元浦和レッズの鈴木啓太氏や那須氏のチャンネルはプロ選手の生の声が聴けてとても面白いです。
そのサッカー・チャンネルで印象に残ったのは、中村俊輔選手と乾選手が語ったリーガ・エスパニョーラのレベルの高さです。特に中村選手の長くいればいるほど自信をなくす、とのコメントや乾選手の、昇格したばかりのエイバルへの移籍では当初エイバルでキングとなれると思っていたもののレベルの高さに戸惑った、とのコメントは印象的でした。
昨日はブルゲラ・テニス・アカデミー香港の創業&コーチのバスティン氏の奥様とお話をする機会がありました。彼女はブルゲラ・ファミリーと非常に近く、元々は彼女とブルゲラ・ファミリーの繋がりからバスティン氏が香港でブルゲラ・アカデミーの開設を任されたとの噂もあります。その彼女もジュニア・テニスについて、スペインにベースがあれば他のヨーロッパに積極的に出る必要性は高くはなく、スペイン国内大会で十分に完結できると話していました。理由はスペイン国内に強いジュニア選手が多くいることに加えて、自ずと海外からの強い選手がスペインに集まるからだそうです。
競争環境は恵まれていますが、そこで生き残れるかはまた別問題なのでしょうが。。。
因みに余談として、セルジ・ブルゲラのお母様は息子セルジの試合は緊張のあまりまともに観戦出来なかったようです。グランドスラムではボックス席ではなく、スタジアム上段から息子セルジを見守っていた、とのこと。
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海外テニス留学
香港ジュニア・テニス選手の欧州テニスアカデミーへの留学人気が高まってます。
背景には、
①アジアでのコロナケース・ゼロ戦略重視による国境閉鎖によるITFジュニア、及びATF大会の中止、
②テニスを道具とした米国大学留学へのニーズの高まり、
が考えられます。
今年の夏以降、新たに4人の選手がスペインへ留学をしました。
その内の一人は09年生まれのインド系香港女子ジュニアで、19年kids-tennis.cup山梨大会のスムリクバ・カテゴリーを優勝。お父様は見かけてことはあったものの、直接話したことはありませんでしたが、スペイン留学にあたり相談を受けビザの手続きなどのサポートをさせて頂きました。現在はアリカンテにあるRC Tennis Proでトレーニングをしています。RC Tennis ProではATP1000モンテカルロでフェデラーをあと一歩まで追い込んだATP最高位50位の元プロ選手Ruben Ramirez Hidalgoがコーチとしても活躍をしています。
他方、残り3名はラファ・ナダル・アカデミーへの留学です。
内2名は、米国大学留学を見据えた16-17歳男子ジュニア。
そして残り1名はプロを目指すべく拠点を移した17歳のコールマン・ウォン選手。日本でも彼をご存知な方はいらっしゃるかもしれませんが、今年の全米ジュニア・ダブルスのチャンピオンです。拠点をラファ・ナダル・アカデミーへと移した数か月後にグランド・スラム・ジュニアの初タイトルを獲得しました(因みに男子シングルス優勝は同じアカデミーのスペイン人ジュニアでした)。
また新年からはモラトグルー・アカデミーへの留学を決めた女子ジュニアもいます。kids-tennis.cupの17年福岡大会で優勝(準優勝?)した09年生まれのフランス人と香港人のハーフ選手です。父親方のご両親がフランスにいることが決断をサポートしたのかもしれません。
オミクロン株の出現によりゼロケース戦略の変更には不透明感があります。が、22年のITFジュニア大会、ATF大会の再開を期待したいです。
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ブルゲラ・テニス・アカデミー香港
早いもので21年も残すところ後数日となりました。
足元でのオミクロン株によるコロナ感染再拡大により、ラファ・ナダル・アカデミーのインターナショナル・スクールはウィンター・ブレーク直前の1週間はオンライン授業に切り替わりました。因みにこのオンライン・システムは遠征のため物理的に学校で授業を受けられない際にも使用されています。大会が重なるとどうしても学業が疎かになりますが、オンライン授業への柔軟な切り替えによりアカデミー・プレーヤーは学業とテニスの両立を図っています。
さて、ブルゲラ・アカデミー香港校の再開ですが、香港の創設者兼コーチのバスティン氏と先日、直接話をする機会がありましたので、簡単にポイントだけ。現在、アカデミーの場所となるエリアにて立ち退き作業を進めています。立ち退きの状況次第で時間軸に若干のズレが生じる可能性があるものの、屋根付きのレッドクレー、ハードコートが建設され、段階的にアカデミーが開校されていきます。早ければ22年5月に、遅くとも9月までの再開が目標とされており、最終的には宿泊施設やフィットネス・ジムをキャンパス内に備える総合型のアカデミーとなります。またオンライン・スクールなどの学業面でのサポートにもコミットするようです。
地理的な観点から香港を拠点とするメリットは、アジア域内であれば3~5時間の範囲で他アジア各国・地域に遠征に出れることです。WithコロナでアジアでのITF大会が再開となれば、ITFジュニア・ポイント獲得、また14歳以下大会のATF出場のため活動拠点を香港にするアジア人選手が再び増えることが予想されます。
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