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海外テニス留学

カイロITFジュニア大会

先週からカイロに来ています。

 

テレビ番組では何度も観ているピラミッドですが、実物を見るのは初めてでした。

最も大きなクフ王の大ピラミッドは高さ約140メートルと大小の石材のブロックを積み上げられてつくられた建造物ですが、その巨大さと迫力、またそれが4,500年以上前に建てられたことは大きな驚きです。

 

さて、カイロ空港での入国ですが、日本人は空港にてアライバルビザの取得(25米ドル)が必要です。
ビザ取得のための専門カウンターがありますが、クレジットカード払いだと他の窓口へと回されるため、現金払いがベターです。

 

また入国審査には入国カードの記入が必要となるため、ビザ購入後にカードを取得し、準備をすること、そして米ドルへの両替も入国審査前に済ませることをお勧めします。
現地通貨はエジプト・ポンドであるものの、観光地などでは米ドルでの支払いしか受け入れて貰えないケースがあります。
(米ドルがない場合、ユーロ受け入れてくれます。)
自国通貨を人々が信用していないのが理由なのかもしれません。。。

 

宿泊ホテルは大会側のオフィシャルホテルに泊まりました。
大会ダイレクターのYosryAMERさんに、ホテルの予約、空港→ホテルの車の手配、大会会場でのコートの予約などなど、対応をお願いしました。
とても親切な方で、会場でお会いしてお話をさせて頂きましたが、テニスをしている子供達が成長していく姿を見ているのがとても楽しい、と仰ってました。
 
会場は100年以上の歴史のある『Maadi Sporting and Yacht club』。
歴史的な理由からイギリス人が設計したクラブで、クレーコート10面に加え、ペタンク場、サッカー場、レストラ等々があります。
ロケーションも恐らくカイロでは高級住宅地の一角と思われる場所にあります。
クラブメンバーの子供達や保護者の方は英語が話せるため、教育水準の高い富裕層がメンバーの中心で、クラブ内は安全でした。

 

ホテル⇔クラブの移動手段は、予選はUber、本戦からは主催者アレンジのシャトルバスを利用。
ピラミッド見学時に使用したHISのガイドからの助言は、タクシーではなくUberでした。
タクシーだとトラブルに巻き込まれるリスクが高まる一方、Uberでは乗車後にドライバーを評価する評価項目があるため、その評価を気にしてドライバーからトラブルを起こすリスクは低いようです。
目的地到着後に実際にドライバーに、「あなたの運転は良かったので五つ星にするね」、と伝えるととても喜んでました。

 

今大会には2018年スムリクバボウル男子準優勝で2008年生まれでドイツ国内トップジュニアや、2008年生まれスペイン国内トップジュニアなどなどエジプト人選手が多くを占める中でもヨーロッパから世代のトップ選手も参戦。
エジプト人選手も宗教的にはイスラム教も立地的にはアフリカ大陸であるためか身体能力に優れた選手を多数見かけました。

 

第3シードだったスムリクバボウル準優勝者のドイツ人選手がノーシードの同い年のエジプト人選手に1回戦で負けたのは大きなサプライズです。この時期のドイツでは考えれない30度超えの気候、クレーコートのメリットを最大限に活かしたエジプト人選手ディフェンス力、普段とは異なった生活環境の影響もあったかと思います。

 

長男は予選3回を勝ち抜いたものの、本日の本戦1回戦で第8シードのエジプト人選手に2時間30分の熱戦で敗戦。
対戦相手のパワーに序盤は押され、中盤以降はラリーでは主導権を握っていたものの、最後は粘り負け。ただ、課題が明確になったのは収穫です。

バルセロナでのマネー大会とは違うプレッシャーを感じていたようです。
全ての経験がプロセスの一部なのでしょう。

 

明日は地元エジプト人選手と組むダブルスです。
今やインスタでダブルスパートナーを探す時代のようです。
ペア選手、またそれ以外のエジプト人選手からインスタのDMでダブルスパートナーの依頼がありました。

 

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