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海外テニス留学

子供、コーチ、親

野球では右利きの選手でも足の速さを理由に作られた左バッターとなるケースが多くあると思います。

 

テニスではどうなのでしょう?

 

長男は元来右利きでしたが、左利きであるとの思い込みから字を書くのも、箸を持つのも左になりました。

またテニスもその流れからレフティーです。

 

ただ、ボールを投げたり(最近は左に矯正しました)、ボールを蹴ったりするのは右です。サッカーの利き足は右足です。

 

また次男も元来右利きです。

長男の時の反省から字を書いたり、箸を持つのはそのまま右にしました。

サッカーの利き足も右足です。

ただ、テニスは優位性を考えて意図的にレフティーとして始めました。

 

レフティーとしてテニスをする二人を見て感じるのは、

習い始めから利き腕でない方を使用すれば、ストローク、ボレーは普通にこなせること。

 

一方、時間がかかるのはサーブです。

理由はモーションよりもナチュラルに力が入らないから。

ただ、時間の経過とともに大きな問題にはならないのかもしれません。

ナダルがその証拠でしょうか。。。

 

それでは両サイド共にフォアハンドはどうでしょうか?

 

子供の忍耐力、コーチの理解次第かもしれません。

今年に入り(まだ1月3日かですが。。。)、次男8歳は利き腕である右手でのフォアにチャレンジをし始めました。

打てなくはないものの、利き腕のはずの右腕の力が左腕よりも弱く、長続きはしません。

また左サイドでのフォアへのラケットのスムーズな持ち替えにも時間がかかりそうです。

ただ、本人は楽しんでます。 

 

英国人コーチのマインドも非常に柔軟です。

トライをすることに、全くネガティブな反応はなく、前向きです。

次男が飽きないよう、また通常トレーニングが厳かにならないよう、時間を工夫しています。

右手でのフォアが結果的にダメでも、ダブル・バックハンドに活かせるとの考えもあるのかもしれません。

 

子供、コーチ、親が同じ方向を向いている試みを暫くは楽しみたいと思います。

 

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スペイン

香港には自宅TVと言われるケーブル・ボックスがあり月額料金を払えば日本のテレビが日本にいる環境と全く同く視聴できます(違うのは時差の1時間だけ)。

ただ最近はYouTubeの方がテニス、サッカー関連のプログラムが充実しているではないでしょうか。

テニスではスター・テニス・アカデミーやイナチン先生、西岡選手のYoshi'sチャンネルは非常に参考になり毎回更新を楽しみにしています。

サッカーでは元浦和レッズ鈴木啓太氏や那須氏のチャンネルはプロ選手の生の声が聴けてとても面白いです。

そのサッカー・チャンネルで印象に残ったのは、中村俊輔選手と乾選手が語ったリーガ・エスパニョーラのレベルの高さです。特に中村選手の長くいればいるほど自信をなくす、とのコメントや乾選手の、昇格したばかりのエイバルへの移籍では当初エイバルでキングとなれると思っていたもののレベルの高さに戸惑った、とのコメントは印象的でした。

昨日はブルゲラ・テニス・アカデミー香港の創業&コーチのバスティン氏の奥様とお話をする機会がありました。彼女はブルゲラ・ファミリーと非常に近く、元々は彼女とブルゲラ・ファミリーの繋がりからバスティン氏が香港でブルゲラ・アカデミーの開設を任されたとの噂もあります。その彼女もジュニア・テニスについて、スペインにベースがあれば他のヨーロッパに積極的に出る必要性は高くはなく、スペイン国内大会で十分に完結できると話していました。理由はスペイン国内に強いジュニア選手が多くいることに加えて、自ずと海外からの強い選手がスペインに集まるからだそうです。

競争環境は恵まれていますが、そこで生き残れるかはまた別問題なのでしょうが。。。

因みに余談として、セルジ・ブルゲラのお母様は息子セルジの試合は緊張のあまりまともに観戦出来なかったようです。グランドスラムではボックス席ではなく、スタジアム上段から息子セルジを見守っていた、とのこと。

 

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海外テニス留学

香港ジュニア・テニス選手の欧州テニスアカデミーへの留学人気が高まってます。

背景には、

①アジアでのコロナケース・ゼロ戦略重視による国境閉鎖によるITFジュニア、及びATF大会の中止、

②テニスを道具とした米国大学留学へのニーズの高まり、

が考えられます。

 

今年の夏以降、新たに4人の選手がスペインへ留学をしました。

その内の一人は09年生まれのインド系香港女子ジュニアで、19年kids-tennis.cup山梨大会のスムリクバ・カテゴリーを優勝。お父様は見かけてことはあったものの、直接話したことはありませんでしたが、スペイン留学にあたり相談を受けビザの手続きなどのサポートをさせて頂きました。現在はアリカンテにあるRC Tennis Proでトレーニングをしています。RC Tennis ProではATP1000モンテカルロフェデラーをあと一歩まで追い込んだATP最高位50位の元プロ選手Ruben Ramirez Hidalgoがコーチとしても活躍をしています。

他方、残り3名はラファ・ナダル・アカデミーへの留学です。

内2名は、米国大学留学を見据えた16-17歳男子ジュニア。

そして残り1名はプロを目指すべく拠点を移した17歳のコールマン・ウォン選手。日本でも彼をご存知な方はいらっしゃるかもしれませんが、今年の全米ジュニア・ダブルスのチャンピオンです。拠点をラファ・ナダル・アカデミーへと移した数か月後にグランド・スラム・ジュニアの初タイトルを獲得しました(因みに男子シングルス優勝は同じアカデミーのスペイン人ジュニアでした)。

また新年からはモラトグルー・アカデミーへの留学を決めた女子ジュニアもいます。kids-tennis.cupの17年福岡大会で優勝(準優勝?)した09年生まれのフランス人と香港人のハーフ選手です。父親方のご両親がフランスにいることが決断をサポートしたのかもしれません。

 

オミクロン株の出現によりゼロケース戦略の変更には不透明感があります。が、22年のITFジュニア大会、ATF大会の再開を期待したいです。

 

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ブルゲラ・テニス・アカデミー香港

早いもので21年も残すところ後数日となりました。

足元でのオミクロン株によるコロナ感染再拡大により、ラファ・ナダル・アカデミーのインターナショナル・スクールはウィンター・ブレーク直前の1週間はオンライン授業に切り替わりました。因みにこのオンライン・システムは遠征のため物理的に学校で授業を受けられない際にも使用されています。大会が重なるとどうしても学業が疎かになりますが、オンライン授業への柔軟な切り替えによりアカデミー・プレーヤーは学業とテニスの両立を図っています。

さて、ブルゲラ・アカデミー香港校の再開ですが、香港の創設者兼コーチのバスティン氏と先日、直接話をする機会がありましたので、簡単にポイントだけ。現在、アカデミーの場所となるエリアにて立ち退き作業を進めています。立ち退きの状況次第で時間軸に若干のズレが生じる可能性があるものの、屋根付きのレッドクレー、ハードコートが建設され、段階的にアカデミーが開校されていきます。早ければ22年5月に、遅くとも9月までの再開が目標とされており、最終的には宿泊施設やフィットネス・ジムをキャンパス内に備える総合型のアカデミーとなります。またオンライン・スクールなどの学業面でのサポートにもコミットするようです。

地理的な観点から香港を拠点とするメリットは、アジア域内であれば3~5時間の範囲で他アジア各国・地域に遠征に出れることです。WithコロナでアジアでのITF大会が再開となれば、ITFジュニア・ポイント獲得、また14歳以下大会のATF出場のため活動拠点を香港にするアジア人選手が再び増えることが予想されます。

 

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ラファナダルアカデミー・サマー

アジア (含む日本) では出入国規制が引き続き厳格な状態が続いています。香港では1ヶ月前にワクチン接種を2回完了した人に対する入境規制が緩和されたものの、今週に入り再び規制が再強化されました。これにより、香港での居住ビザ非保有者の入境がまた禁止となりました。他方、シンガポールはワクチン接種率が80%に近づき、Re-Openingに向け、本日より香港・マカオからの入国に強制隔離なし、PCR検査不要となります。

スペインではワクチン接種率は50%超えとなったものの、感染拡大を受け、ラファナダルアカデミーでは先週末にアカデミー生全員を対象としたPCR検査が行われたした。

スペイン入国後の強制隔離がない事もあり、アカデミーには夏休みを利用し海外からジュニア選手が訪れてます。8月にチェコで14歳以下ワールドジュニア決勝大会が開催された事もあり、現在は14歳以下男子南米ナンバーワンのコロンビア選手(12歳以下オレンジボウル・ファイナリスト) がサマーキャンプに参加中です。

7月下旬まで4週連続での大会に出場した長男はコーチ陣、メンタルトレーナーのアドバイスのもと、8月は休みを上手く取り入れながら心身共にリフレッシュしつつ、課題に取り組めています。この辺の考えはテニス、テニスとなる傾向がある香港、日本とは異なるかもしれません。

幸運にもイギリス出身で香港在住経験のあるジュニア選手が、トニーナダルの次男と仲が良い事もあり、今月はトニーナダルからのコーチングによりディーテールの修正が図れているようです。またスペイン国内遠征の効果もあってか、現在はアカデミー内のスタッフとは基本スペイン語で会話が出来るまでキャッチアップしており、9月からの新年度に向け何とか間に合った感じでしょうか。

アカデミーではテニスヨーロッパ12歳以下グランドマスターズの記念すべき第1回大会が年末に開催されます。数年後にはオレンジボウルの様な世界大会となる事を期待しています。

 

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ワクチン接種開始

香港では30歳以上、60歳未満の住民へのワクチン接種が2週間前に開始しました。インターネット上で予約を入れる仕組みで、現在利用可能な中国シノバック製ワクチンと独ビオンテック製ワクチンの2種類から選択が出来ます。

ただ、ビオンテック製ワクチンは包装部分に問題があるかもしれないとの事から、開始から僅か1週間で一旦接種が延期となりました。

私も本来であれば昨日1回目の接種を済ませ、4月中旬には2回目も完了する予定でしたが、見通しが読めない状況となりました。

引き続き中国製ワクチンの接種は可能なものの、欧米では中国製ワクチンがワクチンとして認識されていないため、ヨーロッパへの渡航を考えるとビオンテックのワクチン再開を待つしかありません。

一方で、香港域内での1日あたりの新規感染者数は最近5人以下(ゼロの日もあり)で推移しており、昨年末に幻で終わったシンガポールとのトラベルバブルが再び交渉され始めたようです。

またワクチン接種者へのワクチンパスポート支給案なども議論されており、ワクチンパスポート保有者に対する帰国時の隔離免除が検討されています。

 

さて、ラファナダルアカデミーでは14歳以下、16歳以下の選手がバルセロナで先週金曜日から開催されているラファナダルツアー大会に参加しています。スペイン各地で年間9大会予定されている大会の一つで、ポイント上位選手には9月のラファナダルアカデミーでのグランドマスターズへの出場権が付与されます。

https://www.rafanadaltour.com/esp/tour-calendario-2021.asp

 

昨年10月に離港した12歳の長男はアカデミーのあるマジョルカ島から半年ぶりの飛行機で初めて島から外に出る事が出来ました。コロナが収束したとはとても言えないスペインではあるものの、アカデミーのコーチ、仲間との遠征は息抜きにもなり貴重な経験となっているようです。本日までの5日間で予選を含めクレーコートで6試合を戦う事が出来ました。

来月以降は徐々に再開しつつあるテニスヨーロッパへの出場が計画されています。

 

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コート・大会スタート

コロナ感染状況に落ち着きが見られ始めた事から香港では2ヶ月振りに2月上旬よりテニスコートの使用が再開しました。そしてジュニアテニスで最も大きな大会であるNissin Junior Nationalsが予定よりも約1ヶ月遅れでスタートしました。この大会は10歳、12歳、14歳、16歳、18歳の男女それぞれ5カテゴリーから構成されており、各カテゴリーの優勝者には香港代表としてのジュニアデビスカップなどへの出場権が付与されます。ただ、2ヶ月のコート閉鎖明け直後での大会である事から、波乱が起きる可能性、ありそうです。

ヨーロッパでは3月に入りテニスヨーロッパが一部の国で本格的に再開。ラファナダルアカデミーでは3月下旬から3週連続でのテニスヨーロッパ出場に向けたツアーが組まれています。またテニスヨーロッパ以外にもスペイン国内で年間10-11大会開催されるラファナダルツアーや、ITFジュニア、ローカル大会と漸く年間スケジュールにトーナメントスケジュールが組み込まれて来ました。ただ、遠征参加には学業面で定められている一定水準の成績をクリアしなければなりません。英語の授業ではあるもののスペイン語での成績も含まれている事から、日本から年間プログラム参加の場合は前もって英語力をある程度まで高め、またスペイン語もベーシックな部分は勉強するなど事前の準備が必要となります。ウィークリープログラム参加の場合は英語力がある程度あれば問題ないと思います。

 

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