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アジア発テニス

ワクチン接種開始

香港では30歳以上、60歳未満の住民へのワクチン接種が2週間前に開始しました。インターネット上で予約を入れる仕組みで、現在利用可能な中国シノバック製ワクチンと独ビオンテック製ワクチンの2種類から選択が出来ます。

ただ、ビオンテック製ワクチンは包装部分に問題があるかもしれないとの事から、開始から僅か1週間で一旦接種が延期となりました。

私も本来であれば昨日1回目の接種を済ませ、4月中旬には2回目も完了する予定でしたが、見通しが読めない状況となりました。

引き続き中国製ワクチンの接種は可能なものの、欧米では中国製ワクチンがワクチンとして認識されていないため、ヨーロッパへの渡航を考えるとビオンテックのワクチン再開を待つしかありません。

一方で、香港域内での1日あたりの新規感染者数は最近5人以下(ゼロの日もあり)で推移しており、昨年末に幻で終わったシンガポールとのトラベルバブルが再び交渉され始めたようです。

またワクチン接種者へのワクチンパスポート支給案なども議論されており、ワクチンパスポート保有者に対する帰国時の隔離免除が検討されています。

 

さて、ラファナダルアカデミーでは14歳以下、16歳以下の選手がバルセロナで先週金曜日から開催されているラファナダルツアー大会に参加しています。スペイン各地で年間9大会予定されている大会の一つで、ポイント上位選手には9月のラファナダルアカデミーでのグランドマスターズへの出場権が付与されます。

https://www.rafanadaltour.com/esp/tour-calendario-2021.asp

 

昨年10月に離港した12歳の長男はアカデミーのあるマジョルカ島から半年ぶりの飛行機で初めて島から外に出る事が出来ました。コロナが収束したとはとても言えないスペインではあるものの、アカデミーのコーチ、仲間との遠征は息抜きにもなり貴重な経験となっているようです。本日までの5日間で予選を含めクレーコートで6試合を戦う事が出来ました。

来月以降は徐々に再開しつつあるテニスヨーロッパへの出場が計画されています。

 

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コート・大会スタート

コロナ感染状況に落ち着きが見られ始めた事から香港では2ヶ月振りに2月上旬よりテニスコートの使用が再開しました。そしてジュニアテニスで最も大きな大会であるNissin Junior Nationalsが予定よりも約1ヶ月遅れでスタートしました。この大会は10歳、12歳、14歳、16歳、18歳の男女それぞれ5カテゴリーから構成されており、各カテゴリーの優勝者には香港代表としてのジュニアデビスカップなどへの出場権が付与されます。ただ、2ヶ月のコート閉鎖明け直後での大会である事から、波乱が起きる可能性、ありそうです。

ヨーロッパでは3月に入りテニスヨーロッパが一部の国で本格的に再開。ラファナダルアカデミーでは3月下旬から3週連続でのテニスヨーロッパ出場に向けたツアーが組まれています。またテニスヨーロッパ以外にもスペイン国内で年間10-11大会開催されるラファナダルツアーや、ITFジュニア、ローカル大会と漸く年間スケジュールにトーナメントスケジュールが組み込まれて来ました。ただ、遠征参加には学業面で定められている一定水準の成績をクリアしなければなりません。英語の授業ではあるもののスペイン語での成績も含まれている事から、日本から年間プログラム参加の場合は前もって英語力をある程度まで高め、またスペイン語もベーシックな部分は勉強するなど事前の準備が必要となります。ウィークリープログラム参加の場合は英語力がある程度あれば問題ないと思います。

 

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まだテニスコートは再開せず

香港では昨年12月頭からテニスコートが閉鎖され間もなく2ヶ月となります。1日あたりの新規感染者数は20人台まで一時は減少したものの、最近は50人前後で推移しています。また先週末には初となる一部地域を対象としたロックダウンが導入され、対象地域の住民には強制でのPCR検査が行われました。規制強化が始まり約2ヶ月経過した香港でこの状況なため、2月上旬での日本での緊急事態宣言解除は現実的ではないでしょう。

本日の香港現地英字新聞では再びコロナによるテニスコート閉鎖を議論した記事が取り上げられていました。4度に渡るコート閉鎖により、200あるパブリックコート、100あるプライベートコートは計140日以上使用が禁止されている状態が続いています。プライベートコーチは収入が滞る中、家賃、生活費、学費などのランニングコストは変わらず、他方、政府からの補助金は一度あった7,500香港ドル(=約10万円)の支給のみで飲食店よりも苦しい状況に直面しています。香港テニス協会からも政府にソーシャルディスタンスとしてのテニスの安全性を訴えるコメントが出されているもののテニスコート再開にはまだ目処がたっていません。

一方、一部ヨーロッパではITFジュニア大会やテニスヨーロッパが開催されています。今週はラファナダルアカデミーで2月8日から開催されるJ3大会の予選の予選がスタートしました。12歳の長男は一回戦は勝利したものの、二回戦でルーマニア出身の17歳の選手に敗れましたが、香港での状況を考えれば大会に参加出来るだけでも環境はとても恵まれています。来月はテニスヨーロッパに参加する予定だそうです。

また同じくラファナダルアカデミーでは先週から3週連続での女子ITF大会(15,000ドル)が始まりました。1週目はフィリピン出身でアカデミーに所属する15歳のAlexandra Eala選手がノーシードながらプロ大会初優勝を飾りました。今週の2週目も昨日、第2シード選手を下して二回戦へ駒を進めました。

今月の男子ITFフューチャーズでの14歳中国人選手のプロ初勝利の知らせなど、男女ともにアジア選手の活躍は嬉しい限りです。

 

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ロベルト・メイティン選手

香港では引続きコロナ第4波により全てのテニス・コートが閉鎖されています。前回第3波中の閉鎖期間 (7~8月)にブルゲラ・テニス・アカデミー香港のDavido Soutoコーチが保護者向け講義に特別ゲストとして現在もATPで活躍するベネゼエラ出身のRoberto Maytin選手をZoom会議に招待しました。

Robert Maytin選手は米国大学卒業後にプロとなり、ダブルスを専門に活躍し、15年にトップ100入りを果たし、最高ランキングは86位で、トレーニング前の貴重な時間を保護者向けのZoom会議に割いてくれました。

 

以下、03年オレンジ・ボウルの男子14歳以下決勝で錦織選手を下して優勝したRobert Maytin選手のメッセージのポイントです。

 

ジュニア時代は技術力を磨くべき

14歳までの戦績はその後の戦績に直結しません。16歳ぐらいまでは発育速度の違いにより勝てます。オレンジ・ボウルを優勝した時、自分は明らかに他の選手よりも大きかったです。フィジカルで上回りました。ただ、男子に特に共通して言える話ですが、14歳以降、肉体的な差を活かしたテニスでは勝てなくなります。何故ならば他の選手も大きくなるからです。自分には技術力がありませんでした。14歳以下では負けなかった選手に徐々に勝てなくなっていきました。また技術が確りとしていなかったため、徐々に怪我が増えて来ました。10~14歳のジュニア選手、また保護者、コーチへのの助言としては、勝利に拘らないことです。プロで活躍する多くの選手の14歳までの戦績は良くありません。ボールをクリーンに打つこと、技術力が勝利以上に大切です。ジュニア時代にピークに持っていくのではなく、プロでのピークを考えるべきです。

8~12歳の選手は先ずテニスを楽しむことが大切です。そしてクリーンなショットを打てるように頑張りましょう。試合での勝利は将来に直結しません。焦って沢山の大会に出る必要もないでしょう。

12歳以上になると国際大会が増えます。ただ、少なくても14~15歳になるまでは技術の習得を第一優先として下さい。さむなければその後、苦しみます。自分はオレンジ・ボウルのチャンピオンでした。。。他の選手が強くなっていく中、自分は勝てなくなりました。とてもストレスが溜まりました。だから低年齢期に限らず14歳以上でも強かった選手の多くがテニスを辞めるのです。

 

オレンジ・ボウル14歳以下での優勝

全てが変わりました。Filaから2年契約のオファーがあり契約を結びました。遠征費用、優れたコーチからコーチングを受ける費用を賄う資金を手に入れました。まるで自分はプロの選手であるかのようでした。ただ、そのような時間は長く続きませんでした。何故ならば契約は2年であり、その間、結果を出し続ける必要があったからです。今まで勝てた相手に勝てなくなり始めました。何かがおかしいとも感じました。スポンサー離れが始まり遠征費用をカバー出来なくなりました。ベネゼエラ国内大会を中心に年間12大会出場しました。これではプロ選手のカレンダーではありません。結局、ジュニア時代の世界最高ランキングは23位で、プロになることを諦めました。

 

テニスは負けるスポーツ

選手、保護者、コーチはテニスは負けるスポーツであるということを理解して下さい。沢山、負けます。優れたプロ選手でもあっても皆、負けます。Tennis is a losing sports。だからテニスはタフなのです。勝者は一人だけです。毎週、負けます。従って敗戦を受入れ、敗戦から学ぶことが大切です。

 

シングルスからダブルスへの転向

幸運にもテニスのお陰で米国でもトップ10に入る大学へ奨学金を得て進学出来ました。大学テニスはそれまでのテニスとも異なり、自分の南米スタイルのテニスをアジャストする必要がありました。ドイツやハンガリー、また他の国々から来た選手は背が大きく、ビッグサーブを活かしたサーブ&ボレーを主体としたスタイルでした。大学テニスの最初の1~2年はシングルス、ダブルス両方の試合・大会に出場しました。ただ、シングルスでは結果を出せませんでした。大学4年時のシングルス戦績は最悪でした。そのためダブルスに集中する決断をしました。大学卒業後にプロになるにしても、700位のシングルス選手になりたいとは思いませんでした。ダブルスでトップ100を目指したいと思いました。大学コーチもダブルスなら可能性があるとアドバイスをくれました。

 

読者の皆さん、Roberto Maytin選手の今後の活躍を温かく見守りましょう。

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100日超えに

昨年の旧正月以降4回に渡りスポーツ施設は閉鎖され、遂に累積閉鎖期間が100日超えとなりました。

本日夕方の現地英字新聞によると公園でスクール生を集めて素振りの練習をしていたテニス・コーチが警察の取り締まりにより罰金5,000香港ドル(約7万円)を課せられたようです。香港では現在集合禁止令のもと、公共の場所での3人以上の集まりが禁止されており、グループ・レッスンがその規制に違反したためです。警察からはPatientという言葉が繰り返し出て来た様ですが、個人経営のテニス・コーチは12月頭から再び無給状態となり非常に厳しい現実に直面しています。また練習やトレーニング機会を失ったジュニア選手も同様です。日本でいう小2の次男も過去1年はテニスもサッカーも再開しては中止の繰り返しを余儀なくされ、トレーニング、試合の継続性のない一年となってしまいました。ただ、コロナ感染状況には改善が見られているため、長くとも旧正月休暇明けまでのあと約一ヶ月の我慢と先が見えているのは点は救いです。やはり警察の言葉通り、Patientなのでしょうか。。。

スペインのジュニア・テニス情報では、ラファナダルアカデミーで本日から予選がスタートしたITF Futuresで06年生まれの14歳中国人男子が初戦を突破し、06年生まれでは3人目となるプロツアー勝利となりました。才能、実力は言うまでもありませんが、ヨーロッパの感染状況を考えると継続的にテニスが出来る環境が整えられているのは恵まれています。

 

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ブルゲラ・テニス・アカデミー香港校

埼玉県出身で現在香港在住ですが、どちらも人口は約750万人です。ただ、ここに来て明らかに異なるのがコロナ感染状況。。。

香港では12月頭に導入された規制強化により1日当たり新規感染者数は11月末の約120人から昨日は25人まで低下しました。来月に旧正月を控えている事から引き続き規制が強化されているため、それに伴いテニスコートも閉鎖中ですが、最悪期を脱して来ました。

他方、緊急事態宣言が発動された埼玉県では新規感染者数は本日まで3日連続で最多更新となってしまいました。人口密度は香港に比べると低いものの感染増加速度の速さは心配です。

テニスでは今週、ITFジュニア・ランキングが更新されました。香港人男子では日清食品香港さんスポンサーの16歳コールマン・ウォン選手が16位へとランキングを上げました。一方で、ブルゲラテニスアカデミー香港校に所属していた韓国人3選手も其々100位以内にランキングを高めました。特に16歳のウービンシン選手は200位だったランキングを一気に90位まで上げ、大きく躍進しました。コロナがなければ3選手ともブルゲラテニスアカデミー香港校を拠点にオーストラリアオープンジュニアに出場する流れになったと思われるため、非常に残念です。早期のコロナ終息を願うばかりです。

ATP Cupでは日本チームの参加も発表されていますが、スペインチームはやはりラファナダルアカデミーで準備に入ったようです。現在、ロベルト・バウティスタ選手がアカデミーのインドア・コートにてトレーニングをしているとの一報が入りました。

 

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テニスコート再開遠のく

新規感染者数の減速速度に大幅な鈍化が見られない現状を受け、香港政府は現行のソーシャルディスタンス規制の2週間延長を決定しました。

これによりテニスコート再開が2週間また遠のく形となりますが、今年の旧正月が2月半ばである事から、このまま旧正月が終わるまで規制が緩和される可能性がないとの見方がコンセンサス化しつつあります。少なくとも学校はZoom学習のまま旧正月へ突入しそうです。

新規感染者数は第4波ピーク時の100人超えから足元は50人前後まで減少しているものの、コロナ疲れのせいか規制強化中にもかかわらずショッピングモール、地下鉄などのトラフィックに大きな変化は見らません。専門家は規制緩和にはデイリーでの新規感染者数の増加を一桁まで落とす必要がある事を指摘しているため、更なる我慢がまた必要となりそうです。

ヨーロッパに目を移すと、フランスでは11月上旬以降の部分的なロックダウンが1月末まで続くため、テニスの大会は今月も見送られ、友人によると2月に再開してくれれば、との淡い期待を持っている状態です。

一方でスペインでは、ラファナダルアカデミーでITF Futuresの男子大会の予選が昨日より開始しました。アカデミー所属の06年生まれの14歳中国人男子がプロ大会デビューを果たしました。予選一回戦でシード選手相手に敗れはしたものの、ファースト、セカンドセット共に2ゲームづつを奪う展開となり、またアジアから楽しみなジュニアが出て来そうです。14歳ながら身長は既に185センチ、昨年はテニスヨーロッパも優勝しているものの、パワーに頼るのではなく非常に柔らかいテニスが持ち味のようです。この年齢でのプロ大会デビューは大型テニスアカデミーに所属しているからのメリットなのかもしれません。

 

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