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香港ジュニア・テニス・ランキングの謎

ATF各大会のAcceptance Listを見て常に不思議に感じていた点があります。

それはAcceptance Listを考慮する項目にATFランキングの他に、国内のナショナル・ランキングがあり、ただ、その国内ナショナル・ランキングが反映されている国とそうでない国がある事です。

例えば写真は3月第1週にマレーシアで開催予定のATFのAcceptance Listです。

新型コロナウィルスの影響により香港ジュニア選手が積極的に海外遠征をしているため在香港ベースの選手が多くなっています。ただ、気になるはナショナル・ランキングが反映されているのは香港とインドのみで、開催地のマレーシアですら反映されてません。

香港テニス協会で14歳以下のナショナル・ジュニア・チームでコーチをしているイギリス人ヘッドコーチに聞いた所、明確な回答がありませんでした。ただ、考えられる理由はATF大会でのポイントが自動的に香港ランキング・システムに反映されるため、それが考慮されているのではないかとの事です。

予選ドロー数を上回る申込者数となった場合、明らかに香港ナショナル・ランキングを持っていた方が有利です。今回はたまたま予選64ドローまでありましたが、予選32ドローが通常の様です。つまり、ATFポイントを保有しない香港登録以外の多くの選手が本来であればAcceptされていない状況であったと言う事になります。

因みに在香港ベース、香港登録選手という表現を使用したのは、アジアの金融センター、香港ならではの事情があります。それは国際色がとても豊かなため、必ずしも香港パスポートを保有しなくともテニスの場合、香港登録や香港代表となれる可能性がある点です。

優位性を活かすため長男の登録を日本から香港に変更するのもありかと感じてます。日本登録のため32ドローでは漏れてました。。。

 

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