香港ジュニア・ナショナルズ12歳以下の大会では崩れかけたメンタルが復活。
昨年稼いだポイントによりシードは付かなかったものの本選からストレート・イン。
初戦の相手は昨年9月にボロ負けをした今年12歳になる年代 (06年) のビック4の一角であった。
以前のブログにも紹介したが、この世代の男子は強く、2年前のKids Tennis Cup山梨大会では、他のビック4の一人が準優勝をして、
クロアチアでの世界大会に参加した。
試合は開始直後から攻撃的なテニスに圧倒され、また緊張からかイマイチ乗り切れない展開となり、最初の5ゲームを連続で失った。
こうなるとメンタルも完全に崩壊状態。
ナショナル・ジュニア・チームのスペイン人コーチも酷い展開に驚きを隠せず、メンタルの問題を直ぐに解決しないと取り返しのつかないことになる、
試合が終わったら自分の所に来るように、と言い、他のジュニアの試合を見に立ち去った。
私もこのまま試合がベーグル (0-6, 0-6) であっさりと終わるものだと思っていたが、テニスはやはり終わるまで何が起こるのか分からない。。。
ただ言えることは、流れを掴めるのか掴めないのかによりその後の展開が大きく変わる可能性があること、またそれ次第でメンタルがどうにでも転ぶことである。
前回のブログの10歳以下大会での敗戦では、ファースト・セット・スリーゲーム・オールの後の7ゲーム目で、
① 簡単なスマッシュをまさかのアウト、②ネット際に返球された勢いのないボールに対しドロップ・ショットを試みてまさかの失敗、
によりメンタルが崩壊。そのまま3-5でファースト・セットを失い (10歳以下はショート・セット)、セカンド・セットはその流れを引きずったまま敗れた。
仮にこの二つのアンフォースド・エラーがウィナーとなっていれば、流れを掴み、メンタルも崩れることはなかっただろう。
(グリーンボールではなく、イエローボールだったら、そもそもその前のショットがウィナーとなっていた可能性が高いが。。。)
話を12歳以下一回戦に戻すと、流れを掴まなければいけない2回のタイミングをものにした。
一つ目は、ファースト・セット0-5の展開から1ゲームを奪えたこと。
深呼吸をしながら小さくガッツポーズをした = メンタルがようやく戦闘モードに。この1ゲームを切っ掛けにセカンド・セットを6-3で奪い返すことに成功。
二つ目は、最終セット3-2でリードする展開の中、何度も繰り返されたデュースを取り切り4-2にしたこと = メンタルが完全に強気モードに突入。
結果は、2時間30分での逆転勝利となった。
勝たなければいけない10歳以下ではメンタルが崩壊。
一方、誰も勝つとは思っていなかった12歳以下初戦ではメンタルの復活がサプライズに繋がった。
ナショナル・ジュニア・チームの中間通信簿では、技術力以上にメンタルの重要性が言及されていた。