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アジア発テニス

香港テニス 

 

全豪オープン男子シングルスで韓国チョン・ヒョンが歴史的快挙を達成し続けている中、

香港ジュニア女子でも明るい話題が連日の様にナショナル・ジュニア・チーム (NTS) のチャットで共有された。

 

その話題の中心にいたのが15歳のCody Wongだ。

予選から勝ち抜き、本選では本日の3回戦で敗れはしたが、2回戦で日本の内藤選手を見事に破った。

この内藤選手は、昨年長男が参加したキッズテニス福岡大会でゲスト・プロとして参加した藤原理華選手と安藤証券オープンで組んだダブルスで優勝したのが記憶に新しい。

 

Wong兄妹は香港で有名で兄はATPランキング最高位で800位を記録した19歳のJack Wong

子供の頃から兄を目標に努力を重ねて成長して来たのだろう。

 

今回のツアーにはNTSヘッド・コーチのATPランキング元200位台のインド人コーチが同行し、

Codyの活躍がワッツアップのグループ・チャットで共有された。

以前のブルグで書いたが、香港の程良い小ささにお陰でトップ・ジュニアとの距離が非常に近く感じられるのは大きなメリットの一つだ。

ヘッド・コーチからは、次はあなたの子供の番だ、と勇気づける言葉が投げかけられていた。

日本でも数年前に錦織選手の活躍により火が付いたが、Codyの活躍により香港全体のレベルが確実に上がることになるだろう。

 

アジア人レジェンドと言えばやはり↓

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何度かブログで取り上げているが、香港テニス協会の力の入れ方がここ数年で大きく高まっている。

NTS所属のジュニアは週4 (13時間) のトレーニングを基本行っているが、12歳以下ジュニア向けに今週末から追加で自主参加ではあるが毎週日曜日に3時間のマッチ・プレイ & コーチング・セッションが新たに設けられた。

香港からトップ100に入る選手を育てるため、特に低年齢に本腰を入れている印象だ。

 

一方で残念なのが、ブルゲラアカデミー香港校だ。

超高級クラブのHong Kong Golf & Tennis Academyのスポンサーは香港財閥の新世界発展であるが、

クラブ運営の方針とアカデミーのコンセプトが上手くマッチしていない。

日本のテニススクール運営も同じかもしれないが、利益重視なのか、有望選手を育てるのか、その辺りのバランスが崩れ始めてしまった。

エリート・グループと謳いながら、利益確保のため、レベルに相応しない選手数が足元で増えた。

少人数制によるメリットとしてのフルコートを使った練習が減少し、時間を如何に効率的に使うかにより重点が置かるようになった。

NTSがほぼセミ・プライベート状態でトレーニングをしているのと対照的だ。

 

日本にいると香港でのテニスのイメージが沸かないと思う。

ただ、WTAツアーでは昨年10月にはビーナス・ウイリアムズや大坂なおみが来港したり、

ATPではフューチャーズが多いが、その上のカテゴリーのチェレンジャーも開催されたこともある。

3年前のチャレンジャーには、今回全豪オープンで準決勝まで勝ち上がっている韓国のチョンと英国のエドモンドが出場し、チョンは準決勝で伊藤竜馬選手に敗れたが、エドモンドは準決勝で西岡選手を、決勝で伊藤選手を倒し優勝を飾った。

西岡選手も怪我さえなければ今頃もっと活躍している可能性が高いと思うと、凄い面子を間近かで、しかもタダ見で、改めて決して悪くない環境だなと思う。