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アジア発テニス

香港テニス環境②

 

先週日曜日に2006年生まれ以降の男子トップ16選手を集めた招待試合が香港テニス協会主催で開催された。

香港の良い所は、サイズが程良く小さい事である。

強いジュニアの数だけで言えば、日本の方が多いかもしれない。

ただ、トップ中のトップのジュニアのクオリティーには左程差がないと思う。

香港の程良いサイズのお陰で、トップ中のトップがナショナル・ジュニア・チームで一緒にトレーニングし、一方で、今回の様な機会を活かし真剣試合が繰り返される。お互いが切磋琢磨し競うことで、レベルが着実にアップしている。

 

また試合形式も6ゲーム・1セットではなく、4ゲーム・3セット (最終セットはタイブレーク) 3セット制が取られ、

参加選手全員が4試合を経験出来たのは収穫であった。

日本の試合形式の多くは6ゲーム・1セット制であり、セカンド・セット以降の経験値を積める機会が乏しいのは残念である。

 

 さて、試合観戦して改めて感じたのはオンザライズ (ライジン) の重要性。

息子が対戦した第一シードの子は、ミスを恐れず、殆どのボールをオンザライズで打ち返していた。

ステップ・バックをして自分の打ち易い打点で打つのは基本中の基本なのかもしれない。

ただ、攻撃的なショットを打っても、次のボールをステップ・バックして打ち返してしまうと折角の有利な状況がニュートラルに戻ってしまい、それを繰り返すことで体力の消耗にも繋がってしまう。

第一シードの子は、その攻撃的なテニス故にミスが重なり決勝で負けてしまったが、欧米人に対して体格に劣る同じアジア人として目指すべきは彼の様なスタイルなのだろう。

 

幸運にも彼とはナショナル・ジュニア・チームで週一回、一緒にトレーニングをしている。

年齢的にも2歳上で、目の前に彼の様な存在がいる事で息子にも良い刺激になっていると思う。

程良く小さい香港でテニスをしているメリットだろう。

 


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